スピードマスタープロフェッショナル(手巻きクロノグラフ) ムーンウォッチ(311.30.42.30.01.005)のオーバーホールおよびベルト修理の事例

修理料金
47,304円(税込)
修理期間
4週間
オーバーホール ベルトの調整・交換

今回ご紹介する時計修理事例は、
オメガ・スピードマスタープロフェッショナル(手巻きクロノグラフ)
(型番:311.30.42.30.01.005)です。
この時計はオメガの顔ともいうべきモデルで、1969年に月面調査した宇宙飛行士の腕にも付いていたことから「ムーンウォッチ」の別名があります。

今回ご依頼の時計は、持ち主様が長年愛用してこられた大切なお品で、当店への依頼内容は次の2点でした。
・10年ほどオーバーホールしていないので、一度全体的にメンテナンスをしてほしい
・ベルトのピンとパイプがなくなって腕にはめられないので、修理してほしい
とのことです。
こちらは修理前のオメガ・スピードマスタープロフェッショナルの状態です。

オメガ・スピードマスタープロフェッショナル修理前全体

オメガ・スピードマスタープロフェッショナル修理前裏面

お預かりした時計は、ゼンマイが切れてないか、針がきちんと動くか、クロノグラフの動作、防水チェック、磁気の有無など、作業開始前に全体の状態を確認してから分解していきます。

オメガ・スピードマスタープロフェッショナルの裏ブタを開ける

オメガ・スピードマスタープロフェッショナルはパーツがおよそ200個あります。
これが1つたりとも欠けることのないよう、ピンセットで慎重に分解していきます。

オメガ・スピードマスタープロフェッショナルの分解

時計が分解できたところで、パーツを専用の洗浄装置に入れて汚れを落としていきます。
時計の内部は時間の経過とともに汚れが溜まってくるものです。
その汚れの原因は、オイルが蒸発して出てくるオイルかす、オイル切れで金属と石が摩擦し削れて出てくる粉などで、これらが時計内部に蓄積していくのです。

時計がきれいになったところで元の形に組み立てていきます。
滑らかに動くようパーツにオイルを差しながら丁寧に組み立てていきます。
特にガンギとアンクルへのオイリングは細心を要する作業です。

オメガ・スピードマスタープロフェッショナルの組み立て

本体の組み立てが終わったところで、開始前と同様に動作確認を行います。
ゼンマイ、針、クロノグラフ、防水、磁気などを確認し、検定器でテンプ調整を行います。

オメガ・スピードマスタープロフェッショナルの組み立て完了

ここまで完了したらケースに戻し、オーバーホールの作業は終了です。

続いてベルトを修理します。
修理箇所はこの部分です。

オメガ・スピードマスタープロフェッショナル・ベルトの修理前

このとおり、きれいに繋がりました。

オメガ・スピードマスタープロフェッショナル・ベルトの修理後

今回ご依頼いただきましたオメガ・スピードマスタープロフェッショナルの作業はこれで終了です。
末永く使っていただけるよう祈りつつ、ご依頼主様のもとへお届けです。

オメガ・スピードマスタープロフェッショナル修理後

このたびはご利用ありがとうございました。

【修理費用内訳】
・ オーバーホール  42,984円(税込)
・ ベルト修理  4,320円(税込)

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