研磨

汚れや傷がついてしまった腕時計に研磨をかけることで、新品のような美しい鏡面仕上げを蘇らせます。熟練の職人による、非常に繊細な技術が必要な作業です。

研磨の料金表は、こちらをご覧ください。

作業工程

ここでは、実際の作業工程を詳しくご紹介いたします。(修理モデル:ROLEX・サブマリーナ)

研磨前

時計の分解

時計の分解(1)

研磨を行いやすくするために、時計を分解します。回転ベゼルを取り外します。

時計の分解(2)

ガラス枠、ガラスを取り外します。

ラグの研磨

側面の鏡面仕上げ(1)

通常、鏡面仕上げは中硬のフェルトバフで磨きますが、鏡面部分と角が丸くなってしまいますので、最も硬い強硬のフェルトバフを使って仕上げます。バフに当てる角度を誤るとケースを壊してしまいますので、非常に難易度の高い技術が必要です。

側面の鏡面仕上げ(2)

中硬のフェルトバフで軽く磨きます。最後に、布バフで磨くことによって完全な鏡面に仕上げることができます。

ヘアライン仕上げ

可変式のモーターにフェルトバフを取り付け、筋目付け専用のペーパーによってラグのヘアライン仕上げをします。設備は異なりますが、ロレックス社もこの技法で仕上げています。かなり難易度の高い技術を要します。

角部の鏡面仕上げ

このモデルはラグの角の部分が鏡面になっていますので、この部分を強硬のフェルトバフにて鏡面に仕上げます。

バンドの研磨

ヘアライン仕上げ

クラスプ及び3列バンドを、ペーパーにて傷取りをし、次にヘアライン仕上げをします。

鏡面仕上げ

鏡面部分を、中硬のフェルトバフで磨き、最後に布バフにて完全な鏡面仕上げをします。

バンドの仕上げ

ペーパーにて3列バンドの傷取りをします。次にヘアライン仕上げをします。

洗浄

超音波洗浄機で汚れを完全に落とします。これでバンドの研磨仕上げは完了です。

研磨終了

  • 研磨の料金表は、こちらをご覧ください。
  • 修理のご依頼は、「無料見積配送パック」「ご来店」「出張訪問」の3つの方法からお選び頂けます。詳しくは「時計修理の流れ」をご覧ください。

修理例

例1

ブルガリアショーマの研磨仕上げ¥50,000(税抜)

削りすぎるとケースを痛めてしまいますので、少し痕が残っています。

 

例2

オメガ スピードマスターの研磨仕上げ¥20,000(税抜)

たくさんついていた小キズが取り除かれ、ツヤのある表面に仕上がりました。

注意事項

  • 修理期間は、内容により異なります。多くの場合、2週間前後が目安となります。
  • ご依頼いただいた時計が、コピー品、模造品であったことが判明した場合、ご連絡の上で返送させていただきます。その際は、往復送料、代引手数料をご負担いただきますのでご了承ください。
  • アンティーク品や古いモデルでは、修理対応ができない場合があります。その場合はご連絡の上、ご返却いたします(対応不可の場合、返却の送料・手数料は無料です)。
    部品加工や代替部品で修理できる場合はあらかじめご連絡させていただき、お客様のご了承を得てから修理を開始いたします。